戻り売りに押されたが、それでも“下値は堅い”…!!

戻り売りに押される展開
※ご注意:予想期間は1月18日と表示されていますが、本日(17日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

 104.80-105.00円のドル売りオーダーを突破することが出来なかったドル円は、米雇用関連の経済指標に弱い内容が見られたこともあり、戻り売りに押されています。

 NYタイム序盤に発表された新規失業保険申請件数は、事前予想をやや上回る32.6万人とまずまずの結果でした。しかしながら継続受給者の総数が約半年ぶりの水準(303万人)へと予想外に到達したことが明らかにされたことから、ネガティブサプライズとなった先週末の米雇用統計と相俟って“米雇用の先行きに暗雲”が漂う形となりました。こうして米長期金利は2.83%台へ低下するにつれて、ドル円は104円前半へと反落していきました。
不安感が“本格的に”高まった雰囲気は感じられず…
 「これで調整局面に入った」との声が一部から上がっていますが、一方で米経済の先行きに対する不安感が「本格的に高まった」という雰囲気は感じられません。しかしながら高水準でかなりの円売りポジションが積み上がっているのも事実ですので、円売りのモメンタムが徐々に鈍化しているように感じられるのもまた事実です。このため昨日のように米経済指標が悪化するような局面では、下押しするのはある意味で当然といえるかもしれません。
やはり“下値は堅い”
 それでも“日米金融当局の立ち位置の違い”を考えると、“下値は堅い”と考えるのが自然ということになります。

 昨日の米長期金利低下・NYダウ安の影響から、本日も日経平均は下落傾向を見せ、つれて円買い戻し圧力がかかるとの見方が大勢を占めていますが、一方で米国市場は明日から3連休(20日はキング牧師誕生日で米国市場休場)となるスケジュール感です。このため積極的なポジション形成は回避されそうな気配がある中で、昨日安値(104.141円)はすでに1/13~昨日までの反発に対する38.2%押しを達成しています。すぐ下には心理的な節目である104円の大台が控える値位置であることを考えると、“下値は堅い”と考えるのが自然といえそうです。

 もちろん本日も米住宅関連(着工件数・建設許可件数)/ミシガン大消費者態度指数が予定されていますので、反発するには「この結果次第」のところはありますが、“下値が堅い”となると、105円ラインに向けて“ジリジリと値を戻す展開”も…!?
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:105.236(ピボット2ndレジスタンス)
上値4:105.050(1/9高値、大台)
上値3:104.918(1/16高値)
上値2:104.778(ピボット1stレジスタンス)
上値1:104.489(20日移動平均線)
前営業日終値:104.319
下値1:104.141(116安値、1/13~1/16の38.2%押し、日足・一目均衡表転換線)
下値2:104.001(ピボット1stサポート、大台)
下値3:103.912(日足・一目均衡表基準線
下値4:103.885(1/13~1/16の50%押し)
下値5:103.641(1/13~1/16の61.8%押し、ピボット2ndサポート)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

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