<話題の焦点>=投信ビジネス、NISA開始で需要の裾野拡大

 この1月から少額投資非課税制度(NISA)が始まった。年100万円の投資額を上限に株式や投信の譲渡益や配当が非課税となる同制度は、新たな投資家層を証券市場に呼び込むことにつながりそうだ。

 NISAに絡み証券界の期待は高まっているが、大きなメリットを享受するとみられているのが投信関連ビジネスだ。

 投信は1万円前後からの少額投資が可能でプロのファンドマネジャーに運用も任せられるなど投資初心者にも手掛けやすい金融商品。株式市場の活況とともに株式投信などの設定金額も増えており今後、投信ビジネスへの需要は膨らみそうだ。

 投信に絡む銘柄では、野村ホールディングス<8604.T>や大和証券グループ本社<8601.T>など証券会社への追い風は強い。またモーニングスター<4765.T>は投信評価や金融情報の提供を手掛けているほか、アイフィスジャパン<7833.T>は投信の目論見書の印刷・配送などで高実績を誇る。宝印刷<7921.T>やプロネクサス<7893.T>も投信の目論見書の印刷やIR(投資家向け広報)支援を手掛けるほか、スパークス・グループ<8739.T>は日本株投信の運用などを行っている。

◆投信ビジネス関連銘柄

モーニングスター<4765.T> 投信評価など金融情報の提供。傘下に運用会社も
IFIS<7833.T>     投信の目論見書などの印刷・配送。金融情報の提供
フィスコ<3807.T>     金融関連情報の提供。ネット旅行業や広告代理業も
宝印刷<7921.T>      上場企業のディスクロージャー。IR支援
プロネクサス<7893.T>   上場企業のディスクロージャー。IR支援
スパークスG<8739.T>   独立系投資顧問。日本株の公募投信の設定・運用も

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)