東京株式(前引け)=円高傾向を嫌気して売り優勢 

 20日前引けの日経平均株価は前週末比97円安の1万5636円と続落。前場の東証1部の売買高概算は12億3860万株、売買代金概算は1兆12億2000万円。値上がり銘柄数は960、対して値下がり銘柄数は678、変わらずは139銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、前週末の米国株市場でNYダウが41ドル高と堅調だったものの買い材料としてのインパクトは弱く、一方で前場取引時間中に為替が1ドル=104円台を割り込んだほか、対ユーロでも約1カ月半ぶりの高値水準に買われるなど円高傾向に振れたことが影響して、下値を試す展開となった。ただ、個別株物色ニーズは引き続き旺盛で、値上がり銘柄数が値下がりを大幅に上回る状況。また全体指数も、取引時間中に発表された中国の10~12月期のGDPが市場予想に対してやや強含み、これを受けて中国関連株などをはじめ前引けにかけ全般下げ渋る動きに。
 個別では売買代金断トツの任天堂が大幅安。ファーストリテも大きく値を下げた。ユニチャーム、三菱自なども軟調。藤倉ゴム、ニッパツ、足利HDなども値を下げた。半面、ダイキンがしっかり、トヨタも底堅い。鳥居薬がストップ高に買われたほか、山一電、電産コ電、タツタ線なども大幅高。矢作建、永大産業、高周波、アジア投資なども値を飛ばした。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)