日経平均下落で円買い強まる

ドル円のリスクは下方向
金曜日の海外時間には、強い経済指標を受けてポンドが買われましたが、NYダウが反発したことからほとんどの通貨に対してはドルが買われました。しかしながら米長期金利が低下したことと、日経平均が下落していることから円は買われています。

欧州時間序盤、欧州株価は堅調取引きとなった一方、米長期金利もやや上昇したことからドル円、ユーロドルなどは方向感のないレンジ取引となりました。一方発表された英・12月小売売上高指数が予想を大きく上回ったことからポンド買いが強まりました。

NY時間にはいって、欧州株が反落したことからユーロ売りが強まって、ユーロドルは1.3560台まで、ユーロ円は141.60円台まで下落しました。発表された米・12月住宅着工件数は予想よりも良い結果だったものの、天候の影響を受けにくい米・12月建設許可件数は予想を下回ったことから為替相場への影響は限定的なものとなりました。続いて発表された米・1月ミシガン大学消費者信頼感指数は予想を下回る結果となったことから、米長期金利が反落し、NYダウは上昇しました。ドル円は米長期金利の低下をうけて104.20円台までやや下落しましたが、その他の通貨に対してはNYダウの上昇でドルが買われ、ユーロドルは1.3510台まで、ユーロ円は140.90円台まで下落しました。

東京時間にはいってからは、日経平均が下落していることから円買いが強まって、ドル円は103.80円台まで、ユーロ円は140.30円台まで下落する場面がありました。

今日の海外時間には、独・12月生産者物価指数の発表が予定されています。

今週は、日銀金融政策決定会合が火曜・水曜に開催されますが、海外勢には追加緩和の期待があるようなので、何も決定されなかった場合に円高が進む可能性があります。一方米長期金利が中期的な上昇トレンドラインを割り込んできていますが、金利低下の流れが続くようであればドル円が売られやすくなりますので、その意味でもドル円は上昇よりも下落のリスクが高いと考えられます。