<動意株・20日>(前引け)=ラサ工、高周波、矢作建

 ラサ工業<4022.T>=続伸し、200円台回復。通常国会が始まることで、政策テーマのひとつに掲げられる国内のインフラ関連株に再度注目が集まる可能性が指摘される。また、2027年の開業を目指すリニア中央新幹線関連として、総工事費9兆円の大半を取り込むとみられるトンネル関連株が動意含みだ。同社は機械部門で掘削機を手掛けており、トンネル関連株の一角に位置付けられるほか、破砕機械での高実績から放射能除染分野でも活躍が期待されている。

 日本高周波鋼業<5476.T>=大幅続伸。出来高は急増傾向にあり、低位材料株の出遅れとして物色人気に勢いがついてきた。高級特殊鋼を手掛けるており、北米をはじめ世界的な自動車販売拡大で自動車向け特殊鋼が改善傾向にある。合理化努力の結実で14年3月期は営業、経常、最終損益いずれも黒字化する見通し。PBRは1倍を割り込んでおり、指標面からも見直し余地がある。

 矢作建設工業<1870.T>=4日続伸。ここ上げ足に弾みがつき前日に未踏の4ケタ大台乗せを達成、その後も上場来高値圏を走る強調展開で市場の注目を集めている。独自工法の耐震工事で強みを発揮しており、喫緊の課題となっている橋梁補修工事の取り込みなどが収益貢献している。全国に70万本ある道路橋のうち、40%以上が建設年度不明となっていることが国土交通省の調べで判明しており、耐震工事で強みを発揮する同社のビジネスチャンス拡大思惑を呼び込んでいる。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)