日経平均株価3日続落も個別材料株物色は健在

買い手掛かり難で続落、ただし個別材料株物色は健在
 21日の東京株式市場は、買い手掛かり材料難の状態が続くことから、日経平均株価は続落となりそうだ。20日の米株式市場がキング牧師の誕生日で休場となることから、外国人投資家の買いが細ることも想定される。さらに、インテルなど米企業の決算発表で事前予想を下回るケースが目立っていることも懸念材料だ。

 「東京都知事選に脱原発を主張する細川護煕元首相が出馬を表明したことや、沖縄県名護市長選で普天間飛行場移設反対派が勝利したことで、安倍政権に対する懸念が浮上していることも買い手控え要因」との指摘も出ている。

 ただ、その一方で中小型株を中心に個別材料株への物色意欲は引き続き強いままだ。その証拠に、東証1部の値上がり銘柄数は994(値下がり銘柄数は677)と、値上がりが値下がりを大きく上回った。また、東証1部の小型株指数は、前週末比8.47ポイント高の2224.14とプラスで引けている。

 市場関係者からは「今週末から3月期決算企業の第3四半期累計(4~12月)決算の発表が本格化するが、業績が好調な銘柄から先行して買い進まれ、それが全体相場に波及して底上げを支える動きとなりそうだ」などの声もあり、しばらくは、日経平均株価の動きと、個別銘柄の物色をある程度分けて投資戦略を立てるほうが得策といえそうだ。