東京株式(寄り付き)=手掛かり材料難も買い先行

 21日の東京株式市場は買いが優勢、寄り付きの日経平均株価は前日比69円高の1万5710円と反発。前日の米国株市場が休場だったことや、外国為替市場では1ドル=104円台前半の推移と大きな動きはなく、手掛かり材料に事欠く状況で方向感が出にくくなっている。ただ、日経平均は前日まで3日続落で160円以上下げており、値ごろ感からの押し目買いが入りやすい。一方、前日の欧州株はまちまちだったが、アジアでは中国株市場の軟調さが気にかかるところ。前日の上海総合指数は2000の大台を割り込むなど調整色を強めており、東京市場でも同指数の動向に神経質となる場面もありそうだ。日経平均の動きとは連動しない材料株物色の動きは健在であり、引き続き個人投資家資金は値動きの軽い中小型株や、東証1部を離れ新興市場のネット関連株などへ流入する可能性が高い。寄り付き段階で業種別では海運、不動産、医薬品、紙パルプ、精密機器などが値上がり上位。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)