帝人が高い、ポリエステル原料の自社生産・販売を中止で収益性改善に期待感

 帝人<3401.T>が高い。20日取引終了後に構造改革の一環としてポリエステル繊維・フィルムの原料のパラキシレンの自社生産・販売を中止すると発表したことを受け、収益性改善を期待した買いが先行している。パラキシレンはアジアを中心に海外で増設が相次ぎ、供給過剰により採算が悪化しており、愛媛県松山工場の年産29万トンの自社生産を中止、外部からの購入に切り換え、固定費の削減を中心としたコストダウンを図る。生産設備の減損損失約10億円の一方、来年度以降年間約13億円の固定費削減効果を見込んでおり、業績予想値の修正が必要な場合、速やかに公表するとしている。

帝人の株価は10時18分現在256円(△9円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)