<私の相場観>=証券ジャパン・調査情報部長 大谷 正之氏

 今週末から3月期決算企業の第3四半期累計(4~12月)決算の発表が本格化する。好業績銘柄がリード役となってマーケット全体を押し上げる相場が再スタートすることになりそうだ。今回の決算発表で、アナリストは来期の収益見通しまで判断してくることから、投資対象の選別物色が鮮明となろう。

 物色は、基本的に個別銘柄対応だが、第2四半期累計(4~9月)以降も円安が進行していることを考慮すると、依然として割安水準にある自動車部品株に関心が集まりそうだ。

 日経平均株価の当面の下値メドは、13週移動平均線(1万5448円=20日)水準、上値は1万6200円程度と想定。 個別銘柄では、ホンダ<7267.T>系自動車用シート大手のテイ・エステック<7313.T>に注目。来期も営業最高益更新予想と業績好調で、20日に約3カ月ぶりに昨年来高値を更新した。さらに、商業施設の新装・改装需要の活発化が追い風となり、採算も向上している乃村工芸社<9716.T>、航空宇宙、高速鉄道車両などインフラ事業を積極展開している川崎重工業<7012.T>にも注目。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)