東京株式(前引け)=円安と裁定買い背景に急反発 

 21日前引けの日経平均株価は前日比230円高の1万5872円と急反発。前場の東証1部の売買高概算は11億5365万株、売買代金概算は9584億9000万円。値上がり銘柄数は1048、対して値下がり銘柄数は588、変わらずは140銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場が休場だったこともあって手掛かり材料に乏しかったが、高く始まった後も裁定買いの後押しで次第に水準を切り上げる展開となった。外国為替市場で1ドル=104円台半ばへと円安に振れ、輸出主力株などを中心に買い安心感が広がった。日経平均は前日まで3日続落で160円以上下げたが、きょう前場時点で一気に下げ分を解消し1万5800円台後半まで上値を伸ばしている。
 個別ではソフトバンクが堅調、トヨタも商いを伴い上昇した。ファーストリテが大幅高、KDDIも物色人気を集めている。滝沢鉄、一工薬、山一電機、木村化など材料株が急騰。永大産業が買われ、アルプス電、太陽誘電なども値を飛ばした。半面、任天堂が売られ、電産コ電は急反落、日ケミコン、THKなども安い。渋谷工が値を下げ、ティアックも軟調。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)