<話題の焦点>=設備投資関連株、機械受注改善で再注目の時

 アベノミクスによる株高が資産効果を生み、これによる景況感の回復が企業マインドの改善をもたらしている。そのなか、求人需要の高まりと並行して設備投資需要にも復活の兆しがみられる。

 設備投資の先行指標として注目されるのが機械受注だ。2013年10月の機械受注実績は前月比0.6%増と2カ月ぶりに増加、昨年初め以降回復トレンド途上にあるとの見方が強かったが、16日に内閣府から発表された11月の数値は、それを一段と強く裏付けるものとなった。前月比9.3%増の8826億円と5年4カ月ぶりの高水準。当然ながら事前の市場コンセンサスも大きく上回り、マーケット関係者もにわかに色めき立った。企業の設備投資マインドは予想以上に強いとみてよい。

 今後も米国経済回復による輸出の持ち直しや、日米金利差拡大を背景とした円安基調の継続、さらに消費税増税とセットで打ち出される経済対策の効果などが、企業の投資意欲を下支えすることが予想され、それに合わせ設備投資関連株も要マークとなるだろう。

 工作機械やベアリング、物流機器、産業用ロボット(メカトロ機器)など、関連銘柄の範疇も幅広い。各分野で活躍が見込まれそうな10銘柄を抽出した。

◆設備投資需要の復活で潤う10銘柄

 銘柄<コード>     業態      株価

品川リフラ<5351.T>  耐火物製造     239円
DMG森精機<6141.T> 工作機械     1938円
ダイフク<6383.T>   物流機器     1331円
NTN<6472.T>    ベアリング     515円
THK<6481.T>    直動システム   2471円
安川電<6506.T>    メカトロ機器   1571円
ダイヘン<6622.T>   溶接機器      516円
オムロン<6645.T>   制御機器     4330円
横河電<6841.T>    工業計器     1692円
ファナック<6954.T>  NC装置   1万7520円

※株価は20日現在

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)