1月FOMCで予定通り緩和縮小の報道で米金利高、株高、円安

短期的には明日の日銀金融政策決定会合が重要
昨日の海外時間にはドルがやや弱含みましたが、米株式市場などが休場だったこともあって小動きにとどまりました。しかし今日の東京時間には、一部報道で米緩和縮小が予定通り行われる、との報道で、米長期金利と日経平均が上昇していることから円売りが強まっています。

欧州時間、発表された独・12月生産者物価指数が予想よりもやや強かったこともあって、欧州株が上昇する中ユーロ買いが強まって、ユーロドルは1.3560台まで、ユーロ円は141.30円台まで上昇しました。

NY時間にかけてはややドル売りが強まって、ドル円は103.90円台まで下落し、ユーロドルもやや上昇幅を拡大しました。しかしその後は米株式市場などがキング牧師の日で休場だったこともあって小動きとなりました。

東京時間にはいってからは、米ウォール・ストリート・ジャーナル紙が「米12月雇用統計は予想外に弱かったものの、FRBは今月28-29日に開催するFOMCで予定通り100億ドルの緩和縮小を決定する見通しだ」と報じたことから米長期金利が上昇する一方、日経平均が上昇し円売りが強まっています。

今日の海外時間には、独/ユーロ圏・1月ZEW景況感調査の発表が予定されています。

毎回のFOMCで100億ドルずつの緩和縮小は、12月から予想されていたことですので、雇用統計でやや疑問がもたれていたとは言え、実際に決定されるまでは105円台半ばを上抜けするような材料ではないと考えられます。一方、今日・明日開催の日銀金融政策決定会合で追加緩和が決定されることに対する期待もまだ残っていることから、明日の発表で何か決定されれば円安に、何も決定されなければ短期的に円高に動くと予想します。