東京株式(大引け)=154円高、引けにかけ伸び悩む

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 21日の東京株式市場は前日の米国株市場が休場で手掛かり材料に乏しかったが、為替の円安を味方に輸出株中心に買い優勢となった。ただ、利益確定売りに大引けにかけて伸び悩む動きをみせた。
 大引けの日経平均株価は前日比154円高の1万5795円と4日ぶり反発。東証1部の売買高概算は23億7699万株、売買代金概算は2兆609億9000万円。値上がり銘柄数は791、値下がり銘柄数は842、変わらずは144銘柄だった。日経平均は急反発したものの、値上がり銘柄数より値下がりが多かった。
 前日の欧州株市場がまちまちだったほか、米国株市場が休場で方向感の定まりにくい環境にあったが、きょうの東京市場は寄り付きから買い戻し優勢の流れとなった。前日まで日経平均は3日続落で値ごろ感が生じており、為替が取引時間中に円安傾向に振れたことが輸出株などにプラスに作用している。ただ、裁定買いによる影響も大きく、個別株ベースでは徐々に売りに押される銘柄が目立った。日経平均も一時250円高に買われたが後場伸び悩み、終盤は利食い圧力が顕在化し、上げ幅を急速に縮小する展開となっている。
 個別では、トヨタが堅調、ファーストリテも大幅高。第一工業が急騰で一時ストップ高、木村化も値幅制限いっぱいに買われた。滝沢鉄が買われ、永大産業、アルプス電、ネクシィーズなども値を飛ばした。半面、任天堂が軟調。日ケミコンが大幅安、ティアック、ナイガイも値を下げた。朝方ストップ高目前に買われた山一電機は後場安くなった。図研、ヤマダ電なども売られている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)