「日銀会見への失望」には要警戒=外為どっとコム総研 石川久美子

「日銀会見への失望」には要警戒
昨日のドル/円相場は20日移動平均線の上に頭を出したものの、104円台後半での上値の重さを払拭できないまま上げ幅を縮小し、引けにかけて20日線の下へ押し返されてしまった。

月初から上値を切り下げていく展開が続いている。本日も米国関連の材料には乏しく、ドル/円に直接作用し得る材料は日本の日銀金融政策決定会合程度。しかも、今回については政策変更に対する市場の期待も薄く、材料としてはあまり期待できそうにない。

本日も狭い値幅での値動きに留まる可能性が高そうだ。ただ、海外勢からは4月の消費税増税に伴い、何らかの追加刺激策を日銀が打つだろうという期待は根強い。従って、日銀声明や、その後の黒田日銀総裁の記者会見で、そうした対策に日銀が積極的である、という姿勢が示されなければ、「失望の円高」が進み、20日安値103.863を下回る可能性はある。