<動意株・22日>(大引け)=ASJ、洋ゴム、フリービットなど

 ASJ<2351.T>=急伸。中段での三角もち合い煮詰まりから一気に上放れてきた。中小企業や個人向けにサーバーレンタルサービスを展開する。足もとの業績は低水準だが、M&Aを軸とした経営戦略を強みとしており、材料性に富む。自己資本比率は76%と非常に高く財務面でのリスクは乏しい。配当も2円配を安定させている。発行株数700万株台と小型で浮動株比率は15%と品薄感が際立っていることも値動きの速さに反映されている。

 東洋ゴム工業<5105.T>=続伸。断続的な買いが観測されるなか、25日移動平均と徐々にカイ離を広げる形で下値切り上げ波動が続いている。13年12月期業績は営業利益が前の期から倍増となる320億円を見込んでいるが、ほぼ達成されたもようで、同時に過去ピーク利益の大幅更新となる。北米の自動車販売好調を背景に大型車用タイヤの販売が好調、為替の円高修正メリットも発現している。

 フリービット<3843.T>=後場一段高。この日、総務省委託の「ICT街づくり推進事業」として、佐賀県唐津市と共同で地域ブランドスマホサービス・M2M、ビッグデータ技術・独自健康チェックアルゴリズムを活用した「高齢者向け安心見守り・健康相談システム」の実証実験を27日から正式に開始すると発表しており、同事業に対する期待感から買いを集めているようだ。同事業は、総務省が進める「ICTスマートタウン」の実現に向けた「ICT街づくり推進事業」の委託事業として行われ、来年度に事業化を目指すもの。

 オークマ<6103.T>=5日ぶり大幅反発。ここ中国の景気不透明感を背景に調整色をみせていたが、売り一巡で買い戻される流れにある。強みとするマシニングセンタが高水準の受注を確保しており、来期以降の業績回復に期待がかかる。12月の工作機械受注は1077億円と前年同月比で28%増と大きな伸びを示しているが、これは北米向けの高水準な需要に加えて、中国の電気・精密機械向けの好調が寄与する格好となっている。

 ボルテージ<3639.T>=ストップ高。21日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(7~12月)連結業績見通しについて、売上高を従来予想の45億円から48億円(前年同期比3.8%増)へ、営業損益を同5000万円の赤字から2億5000万円の黒字(同3.4倍)へ、純利益を同1億円の赤字から1億円の黒字(同4.0倍)へそれぞれ上方修正したことを好感した買いが入っている。国内市場において恋愛ドラマアプリが計画を上回っていることに加えて、制作外注費が計画を下回っていることが要因としている。

 クレハ<4023.T>=堅調。昨年10月末を起点に中期上昇波を形成しており、足もとは利益確定売りをこなしていたが、25日移動平均線との接触を待って再度上値追いに移行している。米国のシェールガス革命を受けて、シェールガス掘削用に、同社が生産するPGA(ポリグリコール酸)に特需期待が浮上している。シェールガスの生産現場では岩盤層に含まれるシェールガスを抽出する際に、水圧をかけて岩石に割れ目を作るが、その“通り道”を確保する樹脂材料としてPGAが注目されている。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)