日銀動かず。安倍首相は?=外為どっとコム総研 神田卓也

神経質に上下
東京市場のドル/円は、日銀が金融政策の現状維持を発表すると予想通りの結果にもかかわらず103.90円台まで下落。
ところが、その後は反動が強く出て104.50円台まで切り返すなど上下に振れる展開となった。その後の黒田日銀総裁の会見でも、やや円が買われるなど神経質な値動きとなっている。
安倍首相講演に注目
本日は、米国の経済指標に見るべきものはないが、安倍首相が世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)の開会式で、「アベノミクス」に関する基調講演(日本時間23日未明)を行う予定である。日銀の追加緩和への期待がやや薄れる中、首相の成長戦略が新味に乏しいとなれば、「アベノミクス」への信認低下を口実に円買い戻しが入る可能性もある。
失望リスクを警戒
ドル/円は、来週に米FOMCを控えて大きく動かない見込みではあるが、目先的には103円台後半のサポートを割り込むリスクを警戒すべきだろう。