ナスダックは続伸も、ダウは引き続き続落を想定

22日のNY株式市場は、IBMの決算結果はじめ企業収益への懸念が増幅しやすい
時間外取引のCME米国株式指数先物は3市場揃って上昇、懸念された米ハイテク株への懸念は一巡しているようだ。
ただし、それはあくまでアジア時間での楽観的な見通しであって、米国時間に入って以降の企業決算結果に一喜一憂する可能性が高い。
CAインク以外は軒並み下落、IBMは時間外取引で3.22%の下落と寄与度を考えれば30ドル前後の押し下げ要因となりやすい。
AMDやテキサスI等の結果に加え、プレマーケットでは個人消費の動向占うコーチなどが発表予定、投資家心理に一段と警戒感が漂う可能性は注意しておきたい。
今晩発表の経済指標は、英国で失業率など、カナダでは政策金利が公表予定
今晩予定されている経済指標・イベントについては、英国で雇用統計の発表が予定され、カナダでは中銀理事会の結果が発表される。
強いて言うなら英国経済指標の結果がポイント、昨日も製造業受注指数が市場予想下回っていて、英FTSEの足かせ要因となった。
英国株式、英ポンドの上昇が英経済好調を示す結果となれば、ユーロ通貨上昇の呼び水となるだろう。
カナダでは政策金利が発表予定で、米国周辺各国は慌しいイベントが数多く予定されている。カナダドルからの波及効果は注目しておいて良いだろう。
米国はIBM決算結果の影響に注目、引け後に米新興企業の象徴ネットフリックスが発表予定
16時半にスタートした日経平均先物は日中終値をはさんだ値動きが優勢、序盤のプラス志向から上昇幅を削っているようだ。
今晩も引き続き米国主要企業決算に対する思惑が、目先のリスク回避姿勢を強めることになると念頭に入れておきたい。

しかしながら日経平均は、NYダウの調整局面に関わらずJPXなど3指数ともに引けにかけて買い意欲を強めており、225の下値模索は想定していない。
今晩のNY株式市場の動向については、ナスダックやS&P500は続伸が期待できるものの、ダウについては続落を想定、IBMの寄与率が重しとなる。
日経平均先物は15800円台前半での値固めに終始するものと見て、NY株式市場ほど警戒心は強めなくて良いと考えている。