東京株式(寄り付き)=企業業績期待などを底流に買い優勢

 23日の東京株式市場は買い優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比79円高の1万5900円と続伸。前日の欧米株市場はまちまちの動きで、米国株市場はNYダウが続落したものの、一方でハイテク株の比率が高いナスダック指数が続伸しており、東京市場でも方向感が定まりにくい状況が続いている。ただ、シカゴ日経平均先物は大証の日中取引終値を上回っており、これに引き上げられる動きとなった。外国為替市場では1ドル=104円台半ばで落ち着いた動きとなっており、買い安心感があるほか、国内企業の決算発表が始まるなか、企業業績への期待感から下値に買いは厚くなっている。前日の日銀の金融政策決定会合では金融政策の現状維持を決めており、これは市場コンセンサス通り。また、決定会合後の記者会見で黒田日銀総裁は追加緩和に慎重な姿勢をみせたものの、足もとの日本経済の強さが確認されるなかで全体への影響は限定的となっている。業種別には33業種中、28業種あまりが高く、値上がり上位に証券、その他製品、不動産、精密機器、建設など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)