日本電産が連日高値、14年3月期業績と配当予想を増額し自社株買いも発表

 日本電産<6594.T>が3日続伸し連日で昨年来高値を更新している。22日の取引終了後、14年3月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の8500億円から8800億円(前期比24.1%増)へ、営業利益を同800億円から850億円(同4.8倍)へ、純利益を同550億円から560億円(同7.0倍)へ、それぞれ今期3度目となる上方修正を発表したことが好感されている。
 第3四半期累計(4~12月)業績が、主力の精密小型モーター事業でハードディスク駆動装置(HDD)向けが堅調だったほか、重点分野と位置づけている車載および家電・商業・産業用で、電動パワーステアリング用モーターなどの新機種量産開始や新規顧客向け製品の量産開始などが寄与したという。また、円安も業績を押し上げ、売上高6467億2500万円(前年同期比23.6%増)、営業利益618億6600万円(同43.8%増)、純利益430億5300万円(同58.9%増)と大幅増収増益を達成したことが上方修正の要因だ。また、業績予想の修正に伴い、従来45円を予定していた期末配当を55円に引き上げるとしており、中間配当と合わせた年間配当は100円(従来90円、前期85円)を予定している。
 さらに、自社株取得枠の設定もあわせて発表したこともプラスに評価されている。200万株(発行済み株式数の1.45%)、240億円を上限としており、取得期間は1月27日から来年1月26日まで。

日本電産の株価は9時22分現在1万1475円(△380円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)