肩透かしでも下値が堅かった昨日、105円への期待は増すばかり・・・!?

文字通りの“肩透かし”
※ご注意:予想期間は1月24日と表示されていますが、本日(23日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

注目された日銀金融政策決定会合は「現状維持」、黒田日銀総裁の記者会見も「消費税増税前の追加緩和は考えていない」という肩透かしでした。このため失望が台頭し、どちらも円買い戻し圧力が優勢となりました。しかしながら前者は104円割れ水準、後者は104.20円水準で下げ止まるなど、下値の堅さを見せました。

一方で“ダボス会議における安倍首相基調講演”も注目されましたが、特に目立った反応は見られませんでした。このため次第にドル円の変動要因は金利格差に移り、米10年債利回り(長期金利)が2.86%台へと上昇するにつれて、104円半ばへ押し上げられました。
下値の堅さは健在、次第に上値も軽くなる…?
下値の堅さを見せてイベントを終えた状況は、上値への期待が膨らみやすくなっていると考えるのが自然となります。大量のオプションが105円ラインに設定されており、その手前に展開する防戦のドル売りオーダーと相俟って、現在は上値に重く圧し掛かっています。しかしながら“ある程度の数量”は“本日のNYカット(日本時間24:00)で期限を迎える”とされており、上値が軽くなるとの期待感は増すところです。
105円台回復への期待は増すばかり…
日米金融当局の立ち位置を背景にしたドル買い・円売りは、昨日の黒田発言で“減退する可能性”を割り引いて考えなければなりませんが、再び下値を支えた直後です。105円台回復に向けた堅調な動きを、期待したいところです。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:105.441(1/3高値)
上値4:105.328(ピボットハイブレイクアウト)
上値3:105.050(1/9高値、大台)
上値2:104.918(1/16高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値1:104.744(1/21高値、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:104.510
下値1:104.130(ピボット1stサポート)
下値2:104.002(日足・一目均衡表基準線、1/21-22安値、大台)
下値3:103.855(日足・一目均衡表転換線、1/20安値、1/13~1/16の50%押し水準)
下値4:103.750(ピボット2ndサポート)
下値5:103.641(1/13~1/16の61.8%押し)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

11:48 ドル円 抵抗・支持ライン追加