<株式トピックス>=ソフトバンクの後場一段安が話題に

 23日の東京株式市場は、寄り付き買いが先行したものの、その後は低調な中国の景気指標を嫌気するかたちで下げに転じ、後場は先物主導で一段安となった。日経平均株価終値は、前日比125円安の1万5695円と反落した。
 後場の下げを加速させた要因として、市場関係者のあいだで話題となったのが、日経平均株価への寄与率の大きな銘柄のなかで、年明け以降も比較的頑強な値動きをみせていたソフトバンク<9984.T>の株価が、後場に入って下げを加速させた点だ。ソフトバンクのきょうの終値は、前日比306円安の8539円と大幅な下落となった。市場筋の推計によると、ソフトバンク1銘柄だけで日経平均株価を約36円分引き下げたことになるという。
 ただ、きょうの場合は、東証1部の値下がり銘柄数が1504(値上がり銘柄数215)に達し、ほぼ全面安商状となったことから、必ずしも日経225種採用銘柄偏重の下落とはいえない。
 しかし、年明け以降のTOPIX(東証株価指数)のチャートは“昨年来高値圏で頑強”といってもいい推移となっている。
 市場関係者からは「昨年末に掛けての9日続伸でやや行き過ぎた日経平均株価の反動安の調整も、ソフトバンクの下落でそろそろ終盤に近づいたのではないか」との声も出ていた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)