株安・債券高。ドル円はそれほど振れず

前場の流れから、利益確定進捗。売り圧力に屈する
後場、懸念された前場後半の打ち返しが、そのまま寄りつきから、急落で始まりました。
ただそれは、おそらく前場の下げで利益確定をしようという向きが、昼休み中に急速に増大し、寄りつきから売り出したということだったのでしょう。
12時40分に本日安値15767円をつけ、そこでいったん落ち着きを取り戻しました。その後、13時半ごろには再び、その安値を輪って15751円まで下落しました。
上昇セクターは、33業種中、電機だけ、という状況までありました。
本日の相場が戻せるとしたら、この時点からが一番重要なところでした。

おおむね14時ごろの15700円と言う安値を底辺として、日経平均現物は横這いとなりました。(逆にそこでは債券先物が買われていました)
14時45分頃には再びこの安値をトライする動きが出ています。
14時50分ごろには、本日の安値15690円まで下げ、大引けはこれとほとんど変わらない15695円でした。
業種も、最終的には上昇しているセクターが皆無という状況で終わりました。
増田足
フィボナッチの特殊数列による黄金比率で、日経平均の目安を描きましたが、同じく、昨年5月の高値15942円前後の水準で、どうしてもせめぎ合いになりやすい水準だということなのかもしれません。
「先読み」は、日経平均現物・先物・ドル円いずれも、25日足を、次第に下回っていく連続ブルーの横這い想定へと悪化しています。
米国で、ナスダック、ダウ輸送株指数が昨晩強かったことを頼りに、今晩も海外市場で堅調さが維持されることを期待しましょう。
ただ、今のところはグローベックス先物で、ダウ工業株が67ドル安です。ナスダックは、0.75ポイント安とほとんど変わらないので、このへんが頼りです。
日本と米国の指数のグランドクロス
日経平均と米国主要指数との関連性では、過去5年を振り返ってみた場合、民主党政権の間は、ほとんどその連動性はありませんでした。
その前の自民党政権、現在の自民党政権では、如実に米国主要指数との連動性はほぼ軌を一にしていることがわかります。
NYダウと、日経平均が逆転する、いわゆるグランドクロスと呼ばれる現象は、相場そのものにはあまり意味のないことですが、過去何度か発生しています。

1989年日本のバブルの頂点では、日経平均が38915円、NYダウは2791ドルと、数値上は米国は日本の14分の1でしかありませんでした。
長年日経平均は、NYダウの数値よりも上回っているのが普通でしたが、日本のデフレが深まり、もっとも最悪な時期であった2003年4月(バブル以降、日経平均最安値)のとき。
そしてサブプライムショック後の2008年3月には、逆転されています。
昨年5月の日経平均の戻りでは、日経平均がNYダウを上回るグランドックロスを形成。
その後反動安で、下回って推移してきました。

結果的には、日経平均がNYダウを上回るグランドクロスが発生するときというのは、やはり日本の経済が好調なときに起こりがちです。
現在両者は1000前後の違いがありますが、日経平均18000、20000というターゲットが達成されるのであれば、NYダウを超えて、再びグランドクロスが形成されることになるのでしょう。