<話題の焦点>=クラウドファンディング、普及促進に向け、金商法改正へ

 あす24日に、通常国会が召集される。今国会では「クラウドファンディング」の普及促進を目的に、金融商品取引法改正案が提出される予定となっている。

 「クラウドファンディング」は、ネットを通じて多数の投資家から資金を集め、新規・成長企業に供給する仕組み。金融庁は昨年12月20日に開いた審議会で、開業率を引き上げるには、新規・成長企業に対するリスクマネーの供給促進策が不可欠であると指摘。その方法の一つとして、クラウドファンディングの活用を掲げ、課題として、仲介者の参入が容易な制度を整備することなどを挙げた。なお、政府が昨年6月14日に策定した「日本再興戦略」では、現在4%前後の開業率・廃業率を10%台に引き上げることが明記されている。

 関連銘柄としては、昨年8月にクラウドファンディングのサイト運営を開始したサイバーエージェント<4751.T>のほか、9月にはイー・ガーディアン<6050.T>が協議会を設立。ヤフー<4689.T>は同社の広告配信技術を活用して社会貢献活動の情報と個人をマッチングさせるサイトの運営を昨年6月から開始している。また、大日本印刷<7912.T>は、昨年12月からクラウドファンディングを活用して出版企画を支援するサービスをスタート。アニメの企画・制作や版権収入が主体のIGポート<3791.T>は、子会社が同手法を活用して支援を募り、作品を制作するプロジェクトを行っている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)