<動意株・24日>(大引け)=カイノス、全国保証、TKCなど

 カイノス<4556.T>=後場急伸。前引け後に第3四半期累計(4~12月)単独業績を発表しており、売上高42億9500万円(前年同期比8.4%増)、営業利益2億5300万円(同43.8%増)、純利益1億6300万円(同58.9%増)と大幅増益を達成した。引き続き腎機能検査薬や糖尿病検査薬が堅調に推移したほか、輸血検査薬やアレルギー診断薬なども伸長し、業績を牽引した。

 全国保証<7164.T>=大幅高で5連騰。20日に発表した2月28日時点の株主を対象に1株を2株にする株式分割を実施すると発表したことを材料視する買いが継続している。同社は地銀や信金などの金融機関と提携して住宅ローン保証事業を展開するが、新規住宅着工戸数の増勢で収益環境は順風局面にある。保証債務残高の積み上げも順調に進み、将来的な業績成長への期待も大きい。

 TKC<9746.T>=反発。2月17日からの確定申告受付開始を控えて税理士や公認会計士の組織「TKC全国会」を通じて経営者の財務会計をサポートしている同社にはシーズンストックとしての側面でも注目されている。今年4月1日からの5%から8%への消費増税、15年10月1日からは10%への引き上げも予定されている。10%引き上げ時には軽減税率の可能性が示唆されていることから、財務会計の適切なサポートが重要になってきそうだ。

 ラクーン<3031.T>=ストップ高。同社は23日大引け後に、3月中旬から新規事業として、クラウド発注ツール「COREC(コレック)」の提供を開始することを発表、これを好感している。コレックは、業種を問わずすべてのBtoBの受発注をウェブ上で一元管理できるクラウド受注ツール。取引先ごとに異なる受発注手段でもコレックを利用することでひとつにまとまり、受発注処理のコスト削減が可能になる。コレックは基本機能を無料提供、より効率的に受発注を行える機能を有料プランとして順次リリースしていく予定。

 図書印刷<7913.T>=反発。全体地合い悪のなかも材料株素地を発揮して上値指向だ。出版不況も注力する電子書籍への展開や景況感回復を受けた商業印刷の回復が買いの根拠。また、土地含み関連としての切り口もある。時価450円超えは06年8月以来7年5カ月ぶりの高値水準で、実質的には青空圏で売り圧力に乏しい。

 ゴルフダイジェスト・オンライン<3319.T>=大幅高。同社は23日、13年12月期業績予想の修正を発表。ゴルフ総合サービスサイト(GDOサイト)への年間来訪者数が過去最高を記録するなど好調。売上高や経常利益は従来予想レンジの上限を上回った。売上高は従来の135億~140億円の見通しに対し、140億3900万円(前の期比9.1%増)に見直された。また、経常損益は1億8000万~2億8000万円の黒字の見通しに対し、2億8900万円の黒字(前の期は1億7900万円の赤字)に修正された。この日は、業績の急回復を好感した買いが流入している。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)