大幅安の反動期待よりも、リスク回避の株安を想定

24日のNY株式市場は、マイクロソフトの好決算背景に反発期待も、リスク回避の動きが強まりやすい
時間外取引のCME米国株式指数先物はまちまち、23日引け後の決算は好内容もアルゼンチンや中国の経済危機を意識したリスク回避の動きが強まりそうだ。
欧州株式市場は戻りを試す動きが優勢、ユーロ円は円高に振れてもユーロドルはユーロ高意識が強まっていて、欧州に資金が向かっている。
格付け会社S&Pがアイスランドの格付けを安定的に見直すほど、今の欧州市場はリスクマネーの避難先として、さらに意識されるかもしれない。
しかしながら、株式市場全体はリスクオンに向かうとは考え難く、仮に反発に転じたとしても上値の重さだけを感じることになるだろう。
今晩は、特に注目イベントはなく、米国で一部の主力企業が決算を発表予定
今晩予定されている経済指標・イベントについては、米国でゼロックスやP&G、ハネウェルなどが決算発表を予定している。
その中でもゼロックスが注目決算、製造業の動向、世界シェア高い商品の売れ行きなど注目度は高い。
生活必需品のP&Gは特に材料視されることはないが、市場予想に届かなければ、ダウの続落も視野に入りやすい。
マイクロソフトの上昇がダウを下支えになるほど寄与率は高くなく、来週月曜日にキャタピラー決算控える以上はダウの上値の重さは割り切っておくことだ。
ダボス会議でドラギ総裁が発言を予定しているが、マジックに期待はできない
16時半にスタートした日経平均先物は下落している。経済危機が出た以上は週末にリスクを選好するとは思えない。
市場を落ち着かせる発言は出てくるかもしれないが、一気に戻りを試す展開とは思えず、FRBは新議長と議長の交代期にある。
そんなマエストロ不在の中、ドラギ総裁の発言に注目する声もあるが、緩和を誘導するまでにいたらないだろう。
ユーロ圏にリスクマネーは退避的に流入している状況、そんな状況にあれば危機感のない発言に注意すべきかもしれない。
したがって、マイクロソフトの好決算やAppleの新製品発売に期待した戻りはナスダックにとどまると考えている。

ダウ、S&P500ともに続落、ナスダックも続落想定だが、Facebook決算への期待も先行し小幅高程度はありだろう。
日経平均先物は為替次第、102円台に入ると、売り仕掛け浴びるリスクに注意を払うべきところだ。