<日経平均1万5000円割れをどうみる> いちよしアセットマネジメント・執行役員 秋野充成氏

 足もとの株式市場の下落は昨年末までの急激な上昇相場のポジション調整の意味が強いとみている。ファンダメンタルズに大きな変化はなく、調整も長引かないと思う。日経平均の下値のメドは1万4800円程度。3月末に向け1万6500円を目指す相場が続くとみている。
 アルゼンチンペソの下落が懸念されているが、同国の外貨準備が減ったことに投機筋が狙いをつけたことの要因が大きい。米金融当局のQE(量的緩和)縮小とは直接の関係はない。今月末には中国の理財商品のデフォルト懸念も出ているが、結局は中国商工銀行が買い取るような形で落ち着くのだろう。今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り100億ドルの資産購入減額が決定されれば、混乱は収束に向かうだろう。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)