株安の連鎖に歯止めは?=外為どっとコム総研 神田卓也

一時102円割れ
東京市場のドル/円は、オープン直後の取引に厚みがない時間帯に101.70円台まで急落したが、一時15000円の大台を割り込んで下落していた日経平均株価が下げ渋ったほか、本邦輸入企業のドル買いが流入した事もあって102.50円台まで買い戻された。
新興国経由の株安・円高
中国の理財商品(高利回り信託商品)の債務不履行懸念や、トルコやアルゼンチンなどの新興国から投資資金が流出するとの懸念が世界的な株安を誘発しており、本日もアジア株が軒並み下落。欧米市場の焦点は株安の連鎖に歯止めがかかるか否かであり、ドル/円は株価動向を睨んで神経質な値動きが続きそうだ。
FOMCまでは・・・
現時点では、新興国不安はあくまでも局地的なリスク要因であり、深刻なショックにつながる公算は小さいと見られるが、新興国不安の元をたどれば米FOMCによる量的緩和縮小に行き着く。今週29日のFOMCまでは、不安定な相場環境が続く事も考えられる。