東京株式(大引け)=385円安、世界同時株安受け続急落

0f14b8417

 27日の東京株式市場は、前週末の欧米株の大幅安を受けてリスク回避の動きが強まり、全面的に売られる展開となった。日経平均株価は一時1万5000円大台を割り込む下げに見舞われた。大引けの日経平均株価は前週末比385円安の1万5005円と大幅続落。東証1部の売買高概算は32億6479万株、売買代金概算は2兆8502億5000万円。値上がり銘柄数は29、値下がり銘柄数は1744、変わらずは6銘柄だった。東証1部全体の98%の銘柄が下落する文字通りの全面安商状となった。ただ、値ごろ感から下値では買い向かう動きも出ており、売買代金は高水準をキープしている。
 中国の景気不透明感や新興国の通貨安などを不安視する動きから前週末の欧米株が大きく値を崩し、きょうの東京市場も全面的に売り込まれる展開となった。為替も一時1ドル=101円台まで円高が進行、主力株中心に投げを助長した。きょうのアジア株がほぼ全面安で、企業業績回復への期待感を拠りどころとした買いを飲み込む格好。日経平均は一時400円を超える下げで1万5000円台を割り込んだが、引けにかけて突っ込み警戒感からの買い戻しを誘い、やや下げ渋る展開となった。
 個別では、ソフトバンクの下げが続くほか、トヨタ、マツダなど自動車も下げた。三菱UFJ、三井住友など銀行株の下げも目立った。パナソニック、キヤノン、ファナック、任天堂なども安い。コムチュア、エイチームが急落し、星光PMC、サンフロンティアなども大きく値を下げた。半面、北興化、三菱紙がいずれもストップ高、富士通ゼネ、ルック、図書印なども買われた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)