あす(28日)の株式相場見通し=リスク回避の売りで続落、75日線下回り調整色強まる

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 あす(28日)の東京株式市場は、大幅続落の後を受けて、値ごろ感からの押し目買いが予想されるものの、一方で投資家が運用リスクを回避する持ち高整理の動きは継続することになりそうだ。日経平均株価は終値で、昨年11月8日以来、約2カ月半ぶりに75日移動平均線(1万5120円=27日)を下回ったことで、調整色が強まっている。また、東証1部の値下がり銘柄が全体の98%にも達する文字通りの全面安で、市場心理の好転にはある程度の時間を必要としそうだ。
 市場関係者は「外国為替市場で27日早朝に、1ドル=101円台後半と円高・ドル安が進行するなど、従来の円安傾向に変調をきたしていることが、株価の反発を妨げることになりそうだ。新興国の通貨懸念がある程度沈静化しないと、株価の本格的な出直りに進めそうもない」としている。
 日程面では、安倍首相の施政方針演説に対する各党代表質問、12月の企業向けサービス価格指数、12月の建設機械出荷額に注目。海外では、オバマ米大統領が一般教書演説、米FOMC(~29日)、EU財務相理事会、米11月のS&Pケース・シラー住宅価格指数が焦点となる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)