基本は“上を下へと揺れ動く”、期待感は“上方向”…!?

“速過ぎる下落スピード”に一旦歯止め
※ご注意:予想期間は1月28日と表示されていますが、本日(27日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

オープニングで下攻めした昨日でしたが、その後は落ち着いた動きでした。

「中国の理財商品を巡るデフォルト(債務不履行)懸念は回避される見込み」と報じられ、リスク回避が和らいだからです。また「トルコ中銀が緊急金融政策会合を開催」との発表も、新興国通貨売りに一服感を誘いました。これに「速過ぎる下落スピード」への調整が重なり、一時は103円手前まで値を戻す動きを見せています。
一方で、株安の連鎖は継続
きました。リスク回避姿勢が上値を押さえ続け、NYタイム中盤には102円前半に押し戻される場面も見られています。もっともリスク回避姿勢を後押しするものではないことから“下値は堅く”、“上を下へと揺れ動き”ながらも、“比較的落ち着いた”動きだったといえます。

“次なる方向性を探る”が基本だが…!?
こうした中で本日の展開ですが、“102円台で次なる方向性を探る”が基本と見られるところです。FOMC(米連邦公開市場委員会・28-29日)に向けて「ポジション調整は入りやすい」ものの、「積極的なポジション形成は手控えられる」と考えられるからです。また「リスク回避懸念は後退」こそしているものの「決して払拭されたわけではなく」、明確な方向性は見出しづらいと見られるからです。

現時点のオーダー状況を見ると、下方向のドル買いオーダーは“段階的に”“満遍なく”展開している感があります。一方で上方向のドル売りオーダーは“102.80-103.00円に集中”しているように感じます。突破すると“ストップロスを絡めたさらなる上伸”も期待できるだけに、「仕掛けが入るならば上方向」との思惑はありますが、ビッグイベントを控えてどこまで…?やはり昨日に続いて、“102円台で次なる方向性を探り”ながら、“上を下へと揺れ動く”と見ておきたいところです。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:103.599(日足・一目均衡表基準線、1/24高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:103.337(日足・一目均衡表転換線、50日移動平均線、1/23~1/27の50%戻し)
上値3:103.075(ピボット1stレジスタンス)
上値2:102.927(1/27高値、1/23~1/27の38.2%戻し、大台)
上値1:102.744(日足・一目均衡表先行スパン上限)
前営業日終値:102.563
下値1:102.341(1/27安値後の50%押し)
下値2:102.203(1/27安値後の61.8%押し)
下値3:102.000(大台、1/27安値後の76.4%押し)
下値4:101.904(ピボット1stサポート)
下値5:101.756(1/27安値)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

11:27 ドル円 抵抗・支持ライン追加