東京株式(大引け)=25円安、1万5000円割り込む

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 28日の東京株式市場は朝方高く始まったが上値も重く、後場は値を消しマイナス圏で引けた。日経平均株価は2カ月半ぶりに終値で1万5000円台を割り込んだ。
 大引けの日経平均株価は前日比25円安の1万4980円と小幅ながら4日続落。東証1部の売買高概算は27億3200万株、売買代金概算は2兆6790億4000万円。値上がり銘柄数は651、値下がり銘柄数は956、変わらずは172銘柄だった。一時、東証1部全体の7割以上の銘柄が上昇していたが、その後地合いが悪化し大引けは値下がり銘柄数のほうが多くなった。
 きょうの東京市場は、前日の欧米株が総じて続落したものの、値ごろ感からの買いが優勢となり日経平均は高く始まった。新興国経済の不透明感も、通貨安の一服やトルコ、アルゼンチンなどの株価がリバウンドに転じていることで懸念が後退している。ただ、29日のFOMCの結果を見極めたいとのムードが買いを手控えさせた。前日の下げが空売り主導でなく買いポジションの投げだったことから、ショートカバーが利かなかったことも戻り足を弱いものにしており、後場は手仕舞い売りに値を消す展開を余儀なくされた。
 個別では、ソフトバンクが5日続落で8000円台割れ。任天堂も安い。トヨタ、ソニーも冴えない。トーセが急落、星光PMC、一工薬も大幅安となった。三菱紙、図書印も大きく値を下げている。半面、スクエニHDが断トツの売買代金で急伸、ファーストリテも高い。エイチームが買われ、サイバネットも大幅高。SMK、バンナムHDなども値を飛ばしている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)