103円乗せが下値不安払拭のカギに

方向感欠く展開
東京市場のドル/円は、日経平均株価が前日終値を挟んで小動きとなった事もあって102.40-70円台で方向感を欠く展開となった。
足元で市場を揺さぶった新興国不安は一服したものの、今のところリスク許容度が大きく回復する様子は見られない。
下ヒゲ陽線の解釈は?
こうなると、昨日の日足チャート上に出現した下ヒゲ陽線が下げ止まりのシグナルなのか、あるいは前2日に渡る大幅下落の「アヤ戻し」に過ぎないのか、その判断を下すにはまだ手掛かりが足りない。
株価と米経済指標に注目
本日の海外市場の見どころは、(1)新興国不安の一服に欧米株価がどのような反応を示すのか、(2)一連の米経済指標(12月耐久財受注[22:30]、11月S&P/ケース・シラー住宅価格指数[23:00]、1月消費者信頼感指数[24:00])の結果という事になる。
これらの材料を消化して、昨日高値(102.929円)を上抜けるとともに103円台に乗せない事には、下値不安は払拭できそうにない。
トルコ中銀の発表は明朝
なお、注目のトルコ中銀の金融政策発表(緊急政策決定会合)は、日本時間29日の7時となるため、反応は明日の東京市場へ持ち越しとなる。