ダウは6日ぶりの反発に向かうも、FOMCへの警戒度が強い

28日のNY株式市場は、寄り付き前に発表される経済指標と企業決算の結果が大きな鍵を握っている
時間外取引のCME米国株式指数先物はダウとナスダック指数で強弱が対立、6日ぶりの反発期待とAppleの株価動向に警戒する動きが高まりそうだ。
特にAppleの動向に関しては、時間外で8%強の下落とネガティブに反応しており、ここに米系証券各社のレポートが乗っかってくれば一段のと言う動きも想定され、注意が必要だ。
思うほど影響なしとなれば、米国株式市場は1週間ぶりの反発も期待できそうだが、やはり日本時間の木曜日未明までは上値の重さが何かと意識されやすい状況にあると割り切っておくこと。
要するに本日の終値がどの位置であろうとも、海外市場が明日の東京市場に大きなインパクトを与え難いと考えておくことが無難だろう。
今晩は米国で耐久財受注、ケース・シラー住宅指数が発表される。英国ではGDP速報値
今晩予定されている経済指標・イベントについては、耐久財受注の数値が大きなポイントになるだろう。
昨晩は、マークイット社が発表する総合PMIの下ブレに反応しており、米製造業への懸念が高まっていることは間違いない。
やはり米国の寒波や、新興国経済の鈍化が鮮明に表れており、耐久財受注の対象月が12月と考えれば、下ブレリスクは小さくない。
27日の米国市場でも住宅指標の下ブレが波乱要因になったことも事実、アク抜け機運は高まっているが、下げきっていない印象を個人的には非常に強く感じている。
今晩はファイザーやAT&Tの決算、スマホ関連でコーニングなどが発表予定
16時半にスタートした日経平均先物は上昇、ここ数日はっきりしているのは15000円前後が下値メドとして意識されている点だ。
欧州株式市場も反発スタートを切っているが、反発力は限定的で特に英国はGDPの結果次第で独歩安を推移する恐れすらあるかもしれない。
NYダウ先物が80ドル近い反発に転じ、6日ぶりに反発で終了する可能性は高まっているが、あらためて強調すべきはFOMCの結果が出るまで動き辛いこと。
指数寄与度高い銘柄であるファイザーが決算を発表、特にネガティブな数値でなければ大きな影響なく、ダウは無難に反発するだろう。

しかしながら、経済指標の結果やハイテク株の決算にネガティブな印象が多いと判断すれば、ダウは反発に転じても上値の重さは相変わらずと言うイメージを持っておきたい。
今はFOMCの結果を通過してからの空模様を確かめる時だ。動くときではない。