午後:債券サマリー 先物は小幅に5日続伸、新興国への懸念残り買い先行

 28日の債券市場では、先物中心限月3月限は小幅に5日続伸。新興国経済への懸念が残るなか、依然リスクオフ志向は根強く、債券市場は買い先行となった。
 後場の先物は144円68銭でスタートし、一時144円75銭まで上昇した。10年債と20年債に対する流動性供給入札が実施され、応札倍率は4.61倍だった。この日の新興国通貨はアルゼンチンペソの下落が一服するなど小康状態だった。トルコ中央銀行は、臨時の金融政策決定会合の開催を決定。その結果が市場の関心を集めている。また、きょうからあすにかけては米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催される。市場では量的緩和(QE)縮小に向けた資産購入の削減金額などが、関心を集めている。
 この日の先物3月限は144円67銭で始まり、高値は144円75銭、安値は144円64銭、終値は前日比2銭高の144円66銭。出来高は2兆3787億円。10年債の利回りは前日比0.005%低下の 0.625%、20年債は同0.010%上昇の1.475%、30年債は同0.020%上昇の1.645%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)