あす(29日)の為替相場見通し=新興国通貨の動向を注視

 あすの東京外国為替市場の円相場は、新興国通貨の動向を注視する展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=102円60~103円70銭、1ユーロ=139円80~141円60銭。この日は、102円60銭前後を中心とする一進一退が続き、夕方の欧州時間に入り102円90銭台の円安へ振れる展開となった。中国の高利回り商品である理財商品のデフォルト懸念は薄らいだが、依然、アルゼンチンやトルコ、ブラジルなどの新興国通貨への懸念は強い。特に、トルコ中央銀行は臨時の金融政策決定会合を28日に開催することを発表。同会合の結果を受け、トルコリラが下げ止まるかどうかが新興国市場のセンチメントを左右しそうだ。この日からあすにかけては米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催される。バーナンキ議長にとって最後のFOMCとなるが、量的緩和(QE)に絡み予想通り100億ドルの資産購入額の減額が決定されるかが注目されている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)