東京株式(寄り付き)=新興国懸念後退で大幅反発

 29日の東京株式市場は大きく買い先行、寄り付きの日経平均株価は前日比184円高の1万5164円と反発。前日の欧米株式市場が総じて高く、米国株市場ではNYダウが90ドル高と6日ぶりに反発したこともあり、目先はリスクオフの巻き戻しの流れが形成されている。28日にトルコ中央銀行が通貨防衛と物価上昇の抑制を目的に、政策金利の大幅引き上げを決定したことを発表、新興国経済への懸念が後退していることが、新興国通貨の下落基調などに歯止めをかけ安心感を誘った。ドル円相場は1ドル=103円台前半の推移で円安基調にあり、主力株中心にプラスに作用している。日本時間今晩のFOMC(結果発表はあす未明)を控え、戻り一巡後は全般様子見ムードも出そうだが、日経平均株価は前日までの4日間で840円あまりの下落をみせており、足もとは突っ込み警戒感からの買いが入りやすくなっている。寄り付き時点で業種別では全面高で、値上がり上位に非鉄、紙パルプ、その他金融、機械、鉱業など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)