トルコ想定以上の利上げ決定

FOMC待ち
 トルコ中銀は28日の緊急決定会合で、指標レポ金利が4.50%から10.00%、翌日物貸出金利が7.75%から12.00%、翌日物借入金利が3.50%から8.00%と市場予想を大幅に上回る利上げが決定された。問題の根本的な解決にはならないものの、中国工商銀行(ICBC)がデフォルトの可能性が浮上した信託商品について、償還に関し一定の責任を負うと表明した事もあり、足もとの新興国絡みの混乱には歯止めがかかるだろう。
 アルゼンチンショックを受け週初に懸念されていた米連邦準備制度理事会(FRB)の量的緩和縮小実施も環境が整ってきた可能性。ドル円は、米国債利回りの上昇を受けて、基準線(1/28:103.58円)~心理的節目104円が意識される流れがメインシナリオ。ただし、予想を上回る月150~200億ドル等の減額が発表されない限り上値も限定的で、市場予想を裏切るQE縮小見送りとなれば、急落リスクが浮上するだろう。