外為サマリー:1ドル103円10銭前後の円安、トルコの緊急利上げで新興国不安が後退

 29日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=103円12~13銭近辺と前日午後5時時点に比べ34銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=140円82~86銭と同38銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円相場は103円10銭前後の円安で推移。この日の日本時間午前7時にトルコ中央銀行が緊急利上げを決定。1週間物レポ金利を4.5%から10%に引き上げた。この発表を受け、トルコリラは対ドルで1ドル=2.17リラ前後へと発表前の2.63リラ前後から上昇した。新興国通貨への不安が後退したことから、リスクオン姿勢で円売り・ドル買いが強まり、午前7時40分過ぎには一時、103円45銭まで円安が進んだ。
 ただ、東京市場での取引が活発化するとともに円買い戻しも流入し103円10銭前後まで押し戻されている。この日は米連邦公開市場委員会(FOMC)の金融政策の発表があり、103円前半の水準では模様眺め姿勢も出ている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.3655~56ドルと前日に比べ 0.0009ドルのユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)