“回避は後退”、次の期待は“選好の再燃”…!?

リスク回避は大きく後退
※ご注意:予想期間は1月30日と表示されていますが、本日(29日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

リスク回避の株安連鎖はストップ…。

FOMC(米連邦公開市場委員会)を控えた方向性の見えづらいスケジュールの中、昨日は大きく巻き戻されました。トルコ中銀・緊急金融政策会合に対する期待感もリスク回避を後退させ、巻き戻しに大きく寄与しました。(今朝方、実際に4.50%⇒10.00%、翌日物も7.75%⇒12.00%へと大幅利上げを実施)こうしてドル円は103円台を回復し、その後は上値を押さえられたものの、103円ライン付近で膠着したまま、昨日の取引を終えました。
FOMCを控え、少し動きづらいが…?
このため本日は“買い戻しを調整する圧力がかかりやすい”中で、“さらなる上値余地を探る展開”が期待されるところです。本日の注目はなんといってもFOMCであり、イベントを控えるスケジュール感が“一方向への動きを抑制する”可能性は拭えません。
このため東京・欧州タイムは上値が押さえられやすいと考えるのが自然です。
次の期待は“リスク選好の再燃”!
しかしながら“新興国を巡る混乱”は「急速に沈静化」との見方を台頭させており、“株安連鎖のストップ”は「リスク選好ムードの再燃」を促しつつあります。また、こうした期待感は「月750億ドル⇒650億ドルのQE(米量的緩和)縮小」を“予定通り実施”へと傾けつつあります。一部で「縮小規模(金額)の“大小”」を材料視する向きもありますが、現在の流れは“瑣末な材料”を寄せ付けないだけの勢いがあるようにも見えます。

“大小”ではなく“有無”を基本ポイントとしつつ、「日米金融当局の立ち位置の違い」を背景にした「本来の流れへの回帰」に期待したいところです。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:103.995(20日移動平均線、大台)
上値4:103.663(1/23~1/27の61.8%戻し、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:103.599(日足・一目均衡表基準線、1/24高値)
上値2:103.419(50日移動平均線)
上値1:103.299(日足・一目均衡表転換線、1/23~1/27の50%戻し、1/28高値、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:102.945
下値1:102.786(日足・一目均衡表先行スパン上限)
下値2:102.679(1/27~1/28の31.8%押し)
下値3:102.481(1/28安値、1/27~1/28の50%押し、ピボット1stサポート)
下値4:102.327(1/27~1/28の61.8%押し)
下値5:102.123(ピボット2ndサポート)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

12:02 ドル円 抵抗・支持ライン追加