外為サマリー:1ドル103円30銭前後でもみ合う、FOMCの結果発表待ちに

 29日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=103円36~37銭近辺と前日午後5時時点に比べ58銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=141円18~22銭と同74銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円相場は、早朝7時過ぎに103円45銭をつけた後は103円30銭前後でのもみ合いが続いた。トルコ中央銀行の緊急利上げを受け、新興国の通貨安不安が後退し、円売り・ドル買いの動きが台頭した。ただ、新興国に対する不安は依然くすぶっているほか、この日は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、その内容を確かめたいとの見方も強まった。FOMCでは、量的緩和(QE)で100億ドルの資産購入規模の縮小が決定されるとの見方が出ている。ただ、一部には新興国通貨安により市場予想とは異なる結果となる可能性も指摘されている。今回のFOMCはバーナンキ議長による最後のFOMCとなるが、「市場予想と異なる結果となれば市場が混乱する状況も」(市場関係者)との声もあるだけに、その結果への関心は高まっている。
 ユーロ=1.3659~60ドルと同0.0005ドルのユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)