30日の株式相場見通し=欧米株安と円高を嫌気し反落

 30日の東京株式市場は、前日の欧米株式市場の下落に加え、外国為替市場での円高・ドル安の進行を嫌気して日経平均株価は反落となりそうだ。29日の米国株式市場は大幅反落。NYダウ平均株価は、前日比189ドル安の1万5738ドルとなった。30日早朝の外国為替市場では、1ドル=102円30銭台での推移となっている。
 FRB(米連邦準備制度理事会)は29日、FOMC(米連邦公開市場委員会)後の声明で、2月からの債券購入額を月額で100億ドル減らし月650億ドルにすると発表した。FRBの声明が、新興国通貨の動揺について言及しなかったことが、再び新興国の通貨や経済の不安につながっているようだ。
 日程面では1月上旬の貿易統計が朝方に財務省から発表されるほか、03年7~12月開催の日銀金融政策決定会合議事録も開示される。海外ではニュージーランド中銀が政策金利を発表、1月の独失業率にも注目。また、13年10~12月の米GDP速報値の発表も予定されており、要マークとなろう。国内企業の4~12月期決算では、新日鉄住金、東芝、東エレク、KDDIが予定されている。このほか、サイバーの10~12月期決算も注目となる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)