キヤノンが安い、前12月期増収益確保し期末配当65円実施も売り先行

 キヤノン<7751.T>が安い。29日取引終了後に発表した前13年12月期の連結決算は売上高3兆7313億円(前の期比7.2%増)、営業利益3372億7700万円(同4.1%増)と増収増益を確保し、未定としていた12月期末配当を65円としたが反応は鈍い。相場全体の地合い悪化に伴い売りが先行している。デジタルカメラの苦戦が続いており、今後の業績への影響も警戒されているもようで、株価は昨年来安値圏で軟調に推移している。前期はオフィス向け複合機やレーザープリンターが堅調に推移、インクジェットプリンターも市場が縮小傾向にあるなかで新製品の拡販などにより売り上げを伸ばした。今14年12月期は売上高3兆8500億円(前期比3.2%増)、営業利益3600億円(同6.7%増)を予想。カラー機を中心としたオフィス向け複合機やレーザープリンターの需要も緩やかな拡大が続くとしている。

キヤノンの株価は9時58分現在3016円(▼54円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)