外為サマリー:1ドル102円10銭前後の円高、新興国不安がぶり返す

 30日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=102円18~19銭近辺と前日午後5時時点に比べ94銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=139円51~55銭と同1円38銭の円高・ユーロ安で推移している。
 円相場は102円10銭前後の円高で推移。米連邦公開市場委員会(FOMC)では、量的緩和(QE)の縮小に絡み資産購入金額を100億ドル減額することが決定された。市場予想通りの結果だったが、トルコリラが下げに転じていることから、新興国不安が再燃。FOMCの声明文が新興国の通貨安に触れていなかったことも、警戒感不足と市場では受け止められNYダウは下落。このなか一時、101円85銭まで円高が進んだ。東京市場に移ってからは、当面102円割れの水準には円売りが流入するとの見方から、やや値を戻している。市場では、この日発表される米10~12月期GDPが注目されている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.3656~57ドルと同0.0006ドルのユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)