“裏側”を見逃さないようにしたいところ…

“選好の再燃”の前の“回避の払拭”でつまづき…
※ご注意:予想期間は1月31日と表示されていますが、本日(30日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

“後退”したものの、“払拭”には至りませんでした。このため期待した“選好の再燃”にはつながらず、「トルコ中銀緊急大幅利上げ」の円売り戻し一巡後は再び円買いが強まっていきました。

「QE(米量的緩和)縮小が新興国市場にさらなる悪影響をもたらす」との思惑も、後押しとなった感があります。そして「予想通りの100億ドル縮小」という結果に、マーケットは“さらなる円買い”で応えました。
しかし“リスク回避時特有の動き”にはなっていない…!?
こうしてドル円は一時101.841円まで下落したわけですが、一方で「リスク回避が再燃」とはいいづらい動きも見られています。NYタイムには買い戻し(円売り戻し)が見られており、意外と「下値が堅い様相」も見せているからです。「事前に下落が進行していた」「“予想通り”の結果が“織り込み済”につながった」と考えるのが自然ではありますが、“リスク回避時特有の一方通行の動き”にはなっていないからです。
株価急落にも拘らず、意外と下値が堅い…?
それでも「新興国市場にとって“ネガティブ”」なQE縮小決定も、「米経済回復の証左」と考えれば“ネガティブとばかりはいえない”のが事実です。“表面だけで判断”すれば「リスク回避に再傾斜」となりますが、“裏側にある見方(可能性)”を見逃さないようにしたいところです。そして「27日安値を割らない(下値が堅い)」が前提となりますが、本日に関しては「株価急落にも拘らず、意外と下値が堅い」という“昨日とは逆の動き”に警戒しておきたいところです。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:103.299(日足・一目均衡表転換線、1/23~1/27の50%戻し、1/28高値)
上値4:103.000(大台)
上値3:102.888(日足・一目均衡表先行スパン上限、1/29高値後の61.8%戻し)
上値2:102.641(1/29高値後の50%戻し)
上値1:102.452(1/29高値後の38.2%戻し)
前営業日終値:102.248
下値1:102.000(大台)
下値2:101.841(1/29安値)
下値3:101.756(1/27安値)
下値4:101.623(12/5-6安値、ピボット1stサポート)
下値5:101.192(10/25~1/2の50%押し、11/25-27安値)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

12:17 ドル円 抵抗・支持ライン追加