<話題の焦点>=厳冬で豪雪被害多発、自治体除雪予算積み増しへ

 今冬はアリューシャン低気圧が平年より日本寄りに位置して発達、西高東低の冬型の気圧配置が強まり、全国的な厳冬になっている。2月にかけても気温は全国的に平年よりも低くなると予想されており、降雪量も増える見込み。昨冬は青森県の酸ヶ湯で最深積雪566センチを観測するなど、ここ数年大雪傾向が続いているが、今年は西日本の日本海側でも降雪量が増えている。

 記録的な豪雪に見舞われている秋田県南部では除雪費を増額補正する市町村が増えており、山形県最上総合支庁は全庁的な対応が必要と判断、豪雪対策本部を設置して、積雪状況の把握や雪害予防対策に力を入れている。豪雪による交通のマヒ、農業施設の破損や果樹園の枝折れ被害、雪下ろし中の屋根からの転落などの事故が多発しているからだ。

 さらに、3月に入ってからも突然の豪雪への注意が必要な状況で、降雪地域自治体の除雪への予算は大幅に積み増しされる方向にある。

◆除雪関連銘柄

三住道路<1776.T>   北海道で道路の除雪作業に高い実績
DCM<3050.T>    ホームセンター業界トップで傘下の北海道ホーマックの除雪用品の取り扱い拡大に期待
ニッパンR<4669.T>  土木・道路、建設機械レンタルの中堅。補修、メンテ向け中心に信越・北関東に地盤
浅香工業<5962.T>   土木用ショベルでシェア5割を占める創業300年の老舗。除雪用品にも強い
前田製作<6281.T>   長野地盤のクレーンメーカー。冷凍防止散布車、油圧ショベル、散水車、ダンプ、トラックなどを扱う
コメリ<8218.T>    新潟発祥の大手ホームセンターで、金物品主体に除雪用品に優位性
共成レンテム<9680.T> 北海道地盤の建機レンタルで、東北、北関東に進出

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)