<私の相場観>=SBI証券・投資調査部長 鈴木 英之氏

 1月相場は、日経平均株価が下げ基調で推移している。米国雇用統計の伸び悩みや新興国通貨の波乱もあり、株価は上値の重い展開だ。これは昨年末に株価が急伸した反動が出た面もあるのだろう。2月以降に予想していた株価の下落が前倒しされたようにも思える。

 ただ、米国経済は底堅い状況が予想される。株価は悪材料を大分織り込んでおり、今後は反発が期待できるだろう。

 この先、1カ月程度の日経平均株価は上値1万6000円を視野に入れた展開を予想している。下値は1万4600円程度だろう。

 内需系銘柄などの活躍に期待している。昨年は円安メリットの輸出株などが買われたが、今年は内需株へ物色がシフトすることも予想される。具体的には、大成建設<1801.T>など建設株、東京急行電鉄<9005.T>や京浜急行電鉄<9006.T>など電鉄株も面白そうだ。

 また、機械絡みで三菱重工業<7011.T>やIHI<7013.T>。それに、日揮<1963.T>や千代田化工建設<6366.T>など。季節的に高配当銘柄にも投資妙味が膨らみそうだ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)