今晩のNY市場は反発、引け後のGoogle意識で買い戻し優勢

30日のNY株式市場は新興国懸念増大ながらも、好業績期待のGoogle決算控え、買い戻しの動きが優勢とみている。
時間外取引のCME米国株式指数先物は反発、大幅安の後ながら、新興国経済失速の懸念はぬぐえないながらも26週線を試す動きに至らないと考えている。
昨晩の米FOMCの結果に懸念を示したのは、債券購入縮小が次回にもと示唆されたことが大きく影響し、新興国への配慮なきFRBの姿勢に失望した格好だ。
債券購入縮小の流れについては裏を返せば米国経済が一段と正常化に向けて動き出した証左、上値は重くても、ここで問われるのはさらに下げるとみた売り仕掛ける勇気だ。
引け後には期待先行であってもグーグル、アマゾンなどのナスダック市場のコア銘柄が決算発表を予定している。
企業買収で売り上げ増加は既定路線のグーグル下落を想定した売り仕掛け的な勇気が、売り方にあるのか?結果は別にしても反発と見る向きが自然だと考えている。
今晩は米国でGDPや個人消費などの速報値、ドイツでは消費者物価指数等が発表予定
今晩予定されている経済指標・イベントについては、まずドイツで雇用指標から始まり、同国のCPI速報値が予定されている。
仮にCPIの結果が市場予想に届かず、デフレリスクを浮上させるものならユーロ通貨安が日経平均先物に影響を与えるかもしれない。
米国では新規失業保険申請件数、GDP速報値などが発表され、個人の景況感占う指標として注目度は非常に高い。

しかしながら、仮に市場予想より良い数値が浮上し、FRBによる債券購入縮小が意識されるとしても、次のFOMCは2ヵ月後だ。
そこを背にした懸念盛り込んだ売り仕掛けよりも、目の前の経済指標結果の好悪に素直に反応するとみている。
悪ければ下値模索、上回れば買い戻しだ。
今晩は引け後にGoogle、アマゾンなどが発表予定。寄り付き前にはVISAや3Mなどのダウ採用銘柄が
16時半にスタートした日経平均先物は15000円をはさんだ値動き、昨夕以降のような円高に連動した売り優勢の展開とは対照的だ。
主な米国主要企業決算はピークを迎え、寄り付き前にUPSやVISA、3M、アンダーアーマーなどが決算発表を予定している。
どの企業もS&P500やダウ指数にそれなりのインパクトを与えるモノばかりで、寄り付きの数値に少なからず影響を与えるだろう。
一方で引け後には全市場の中で最もインパクト大きいGoogleの決算発表が予定、この結果を無視した売り仕掛けは考え辛い。
また、市場予想下回っても上昇基調をたどり易いAmazonも決算発表とあっては、ここ数週間で下落した幅を見た買い戻しが優勢となるとみている。

次回のFOMCは3月19日に発表、日本時間では20日まで2ヶ月近く時間がある。
一気に26週と50週線を狙わせるよりは、すでに100日線割れており、ここは日柄調整の戻りをさせることが賢明だ。
ただし、日経平均先物に関してはGoogle次第と言っておきたい。Google決算をうけてが明日のポイントになるだけに別物と考えておく必要がある。