【下落】円安神話の正念場 OANDA Japan 佐藤 甲

【予想レンジ】 101.00-102.60 【予想時刻】2014年1月30日 18:00
昨日は欧州時間からFOMCを控え、アジア時間には後退していたリスク回避の流れが再稼働。円買いが大きく進む展開となりました。ドル円は一時102円を割り込むところまで売り込まれました。少し戻すもののFOMCでは市場予想通りの100億ドルのQE縮小、フォワードガイダンスのマイナーチェンジで勢い余った参加者の売り買いが交錯した上下動で一時101.84近辺まで下落となりましたが、なんとか踏ん張り102円台を回復するに至りました。
102円台を割ったところで月曜日、昨日とサポートされていることからこのラインを死守できるかどうかが、円安神話が継続するかどうかの分かれ目となりそうです。割り込むと100円の節目も意識する必要があると思われます。

本日は米国時間に第4四半期GDPの速報値、新規失業保険申請件数、中古住宅販売保留件数の発表が予定されています。
第4四半期は政府機関一部閉鎖を含む混乱や終盤に大寒波が続いたりという懸念材料があることや速報値のため数字のブレが出やすいということから市場予想と乖離し、大きなインパクトとなる可能性がありますので発表前後は注意しましょう。仮にポジティブサプライズとなればリスク回避色の強い相場の空気を変える起爆剤となり得る可能性もあります。また、同時に発表される新規失業保険申請件数も来週に雇用統計を控えていることから安定的な数字を維持できているかに注目したいところです。

OANDAの顧客の取引状況をチェック
OADNAの顧客のポジション状況は65%が買いポジションと偏りが大きくなっています。そしてその多くのポジションが含み損を抱えた状態で保有中となっています。そのため、上昇場面では利益確定、または損切の売りオーダーが上は節目を中心に厚めに並んでいることから上値を重くしそうです。