あす(31日)の為替相場見通し=新興国動向を依然注視

 あすの東京外国為替市場の円相場は、依然、米国と新興国動向を注視する展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=101円70~102円80銭、1ユーロ=138円50~139円80銭。新興国不安が再燃したことから、やや円高警戒も必要となりそうだ。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り100億ドルの資産購入規模の削減が決定されたが、トルコリラなどが再度下落に転じたことから新興国への警戒感が台頭。NYダウ安を受け、この日の日経平均株価も下落しリスクオフ志向から102円台前半への円高が進んだ。焦点は新興国不安が、いつ治まるかであり、そのためにも米国市場の落ち着きが必要。この日の米10~12月期国内総生産(GDP)は3%成長も見込まれており、その内容を市場は好感することも期待される。ただ、102円を割る水準では円売りが流入しているが、円買い戻しが強まれば再度、101円台の円高もあり得そうだ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)