KDDIが続落、通期連結業績見通しを上方修正も織り込み済みとの見方

 KDDI<9433.T>が続落。同社は30日取引終了後に、14年3月期通期の連結業績見通しの上方修正を発表したが、29日付の日本経済新聞に掲載された観測記事にほぼ沿った内容だったことで、市場では織り込み済みとの見方が多いようだ。営業収益は従来予想の4兆1400億円から4兆2800億円(前期比16.9%増)、営業利益は6300億円から6600億円(同28.7%増)に、最終利益は2950億円から3180億円(同31.7%増)に引き上げている。
 au通信ARPU(1契約あたりの月間平均収入)やau累計契約数が拡大し、モバイル通信料収入が増加していることが上方修正につながった。
 また、あわせて14年3月期第3四半期(4~12月)の連結業績も発表。営業収益は3兆1798億9900万円(前年同期比17.3%増)、営業利益は5332億4800万円(同34.8%増)、最終利益は2686億5300万円(同49.0%増)となった。
 加えて、業績好調に伴い、期末配当を従来計画の60円から70円に増額すると発表。これにより、年間配当は従来計画の120円から130円(前期は90円:株式分割考慮後の金額)となる。

KDDIの株価は9時36分現在5777円(▼137円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)